仕事の流儀 プロフェッショナル ブログ

雪が多い2021年の冬

無事に年を越すことができ、新春の営業をスタートしました。
何年経っても1年のスタートは神聖な心持ちになります。

今年も突き進みたいと思います。


大詰め


仕事日記

今年も数百台のクルマ作りをしてきました。
1台のクルマを完成させるまで、ボディー外装・内装・計測・計算・伝票発行と、全社員が関わります。

当社は、決して大きな会社ではありませんので社員の総合力で勝負です。。

今年もいよいよおおづめです。。。


特にヨーロッパのクルマに多い症状です。
天井生地がはがれ垂れさがってくるという症状。

購入から10年ほどで出てくるこの対処方法は、「張り替える」のみです。
・天井ボードを取り外す
・ボード表面を研磨処理して地肌を出す
・採寸し、天井素材の裁断(素材は日本製)
・全面接着作業(接着剤・日本製)
・天井ボードの取付・復元作業

の作業を行います。
工期は約7~10日間(代車はございません)
天井生地が、グレーとベージュ各1色だけのラインナップですので、ピラや内装品と少々の色違いが出ます。
ご理解頂けない方はご遠慮ください。

年間施工実績は約40台
これまで800台以上の施工をさせて頂いております。





特装車を製造するにあたって、使用する素材は多い順に
スチール(鉄)・ステンレス・アルミがあります。

が、実はスチールの次に使用量が多いのが「木」です。
木材という名前で仕入れますが、乗用車ではほとんど使われる事のない素材の木は、特装車製造では重要なパーツにもなります。

ボディーのシャシフレーム・荷台の底枠・収納スペースの土台・専用グッズの収納棚・重量物の緩衝材・ボディーの屋根材・内装材のベース材など多岐にわたります。

そこそこの強度と柔軟性が求められる特装車は木という素材の扱い方で車両の寿命も変わってきます。

使い手のニーズと使用環境の相互理解を深めながら、求められる仕事をこれからも追求していきます。


お客様と打ち合わせのため蔵王に行ってきました。

すっかり冬の景色になっていました。。。
今年の冬はどんな季節になるのかなぁ