仕事の流儀 プロフェッショナル ブログ

整理整頓。

幼稚園の時から聞いている言葉。
しかも、できているようでなかなかできていない。
みなさんも、思い当たることがあるのではないでしょうか??

では、果たして整理整頓とは、、、
「物を必要な物と不要な物に分けて不要な物を捨て、必要な物を使いやすい場所に置くこと」
ということのようです。

当社は創業から間もなく160年になろうとしています。
工場自体も老朽化が出てきています。
修繕やリフォームしながら大事に使っておりますが、お越しいただく皆様に「古い」と思う感想より先に頂く言葉が、「工場が整ってますね」という一言です。

・時代と共に道具・設備を整理整頓する
・安全を最優先した工場環境を自分たちでつくる
・ゴミが落ちていない

当たり前のことを徹底して行うことが、技術の進歩に繋がります。
そして、プロフェッショナルになっていくのだと思います。
凡事徹底をこれからも大切に。。。




霊柩車を製造する会社と認知して頂ける方々が多くなっております。大変ありがたいことです。

ですが、ここに至るまでずっと昔から行っている事業が幌架装です。
この作業には主にスチールパイプ加工が入り、ほぼ毎日のように曲げ加工の作業が続きます。
「曲げる」と言っても機械のクセや作業員の力加減、治具の設置角度のズレや気温差などでその都度微調整を入れて加工しています。
そうしないとシートをかけた後のシワや出来栄えに大きな差が出てきます。

ユーザー様に喜んで頂ける車両づくりをするうえで、こだわっていることの一つが「作り手が自信をもってお渡しできる製品づくり」がありあります。

毎日こだわりながら、一生懸命作らせて頂いております。


クルマのボディーの断面はこんな形になっています。
普段見ることのない風景だと思います。

ここから要望を形にするために必要なものを必要な形にしていきます。
ですが、ただ切ったり張ったりではなく「構造保安要件」の基準値内に強度を確保するように、計算しながら作り上げていきます。

機械ではできない「ちょっとした手加減」がものを言う職人仕事が続きます。


2年ほど前から非常に多くのご依頼を頂くようになりました、ミニバン寝台車です。

各社それぞれ細かな仕様の違いがありますが、ほとんどが「おまかせ」でオーダー頂いております。
ボディー外観は変わらないものの、内装は厳粛に棺を搬送できるように黒色を基調に素材を組み合わせて頂いております。

「急」なご依頼に対応するクルマです。
季節問わず機能を十分に発揮出来る仕様となっております。



ジャンボタクシーの架装です。

床の防水マット敷きやひじ掛け、スライドドアの手すりや電動ステップなど快適仕様です。

カラオケ。久々に装着しましたが、ずいぶんと機器が変わってきましたね。