仕事の流儀 プロフェッショナル ブログ

静かに出番を待っています。。。
世間一般には馴染みのないクルマかもしれません。
当社155年間積み重ねた技術を全て注ぎ込みました。

近日公開!


こんにちは。

平成29年6月より、霊柩車用棺台レールキット の販売を開始しました。
主に、ミニバンの後部座席部分に取付できる規格サイズになっております。詳しくは「霊柩車パーツ」でご覧ください。



平成29年5月GW休暇のお知らせです。
 
平成29年5月3日(水) ~ 7日(日)

までお休みさせて頂きます。
尚、5月1~2日は通常営業しております。

どうぞ宜しくお願いします。


新年度


仕事日記

平成29年4月1日の新年度から、当社の役員人事が代わり新たなスタートを切りました。

当社は1862年の江戸時代・文久2年の創業で代表交代し5代目になります。
ご挨拶をさせて頂いてる中で、「昔は何をやっていたの?」というご質問を多く頂きます。

当社の創業時の販売品目は「人力車」です。
今も実家の蔵には、当時の和紙でできた送り状や解説書があります。
(一部を事務所に飾っております)
当時の山形城主の施策で、刀鍛冶や打ち刃物職人が集められた通称「鍛冶町」で創業したと聞いています。尚、現在も創業当時の場所で営業しています。
その人力車製造販売から、世の中の求められるものが「自動車」に替わり、世界大戦を数度乗り越えて、行きついたところが今の製造主力品目の「特装車」の製造販売へと変化してきました。

そして、気がつくと自分たちの生活や生命を維持していくのに「働くクルマ」は切っても切れない関係になってしまいました。
生活物資の輸送の9割はトラックによる陸送、ライフラインの設置・修理も専用車があり、治安を守るにも、事故処理にも、救急搬送にも
クルマが使われます。
今後さらに特殊な製造案件のニーズを頂いておりますが、それと逆行するように「昔のモノ」が新たな光を浴びるようになってきました。

当社で言うと「人力車」です。

4代目(現・会長)が創業当時の人力車を復元したいと言うたっての願いから、昨年に2年構想で復元する事が出来ました。
作ってみると・・・今では、雪のない月は各イベントに「ひっぱりだこ」になっております。

創業当時の精神を改めて思い起こす出来事となりましたが、変わらないのは「車」に関わることを続けてきたということと、そこには作り手と使い手の「人」が繋がって今にたどり着いているということです。

これからも「人」に必要とされる企業を目指して進んで行こうと思います。