仕事の流儀 プロフェッショナル ブログ

シート特装部門では、幌車に使用する幌生地「帆布・ハンプ」を適正在庫しています。
カラーは豊富ですが、使用される色のトップ3は、
1,ライトグリーン
2,シルバー
3,レッド

特にライトグリーンは「定番」化し、月に数台の幌架装を行っていますので年間にすると数千Mの帆布を使用していることになります。
反して、黄色や白などたまにしか出ない色は残反が数年残ってそのままになってしまうことがほとんど。
たまに整理して、使わない帆布はボディー特装部門のカバーや養生に使用されます。
ボディー架装するうえでボディーのカバー生地としては、火と水に強く・厚い(0.6㎜くらい)ので傷がつかず、なんといっても丈夫なので天才的に能力を発揮してくれます。
最後まで無駄が無いように使わせて頂いています。

内装材に使用する合成レザーも似たような傾向があり、定番色は
1,グレー
2,ブラック
3,ベージュ

色物は幼稚園バスのシートカバーなどに使用しています。
こちらも、残反は新車回送時の運転席カバーや工場内の機械カバーに使用され、最後まで使い切ります。

10年前と比較すると使用量は減少傾向にありますが、年間を通してミシンの動かない日はありません。
仕事をさせて頂けることに大変ありがたく感謝しています。

どの部門でも材料を大事にして、端材まで使い切ることを忘れずにしたいものですね。





当社名 「花屋さん仕様幌架装」(軽トラック)

使用目的:背の高い生花・樹を運搬するのにこの仕様が好まれます。

利点は、高さを確保できるところにあります。
上段の幌と、下段のアルミパネル部分がボルトナットの固定式になっており、構造変更が可能なつくりになっています。また、アルミパネル部分の内側にパイプを追加することにより、積み込んだ生花が倒れないように、ロープ留め・ベルト留めなどに使われ効率よく運搬できる作りになっています。

軽トラックをベースに、両サイドアオリ上に角パイプで枠を組みアルミパネルを張ります。
前方部は幌シート架装を施し、下段のアルミパネル部分が出来上がります。

上部には通常のアーチ状の骨を組み幌シートを取り付けます。

それぞれ脱着式になっており、車検対応型になっています。


幌シート作業に必ず必要になる「穴」加工
金具付きの穴を「ハトメ」と言います。

平面シートの場合、たいてい4方にハトメを打ち付けゴムロープを取付て車体フックに引っ掛ける。という具合にシートを張っていきます。

幌シート以外にも、カーテンや袋状カバーのスソ、ゴム板やシートカバーなど様々な製品に使用しています。

デジタル時代の勢いをもろともせず、毎年横ばいの受注量を確保しています。
むしろ、アナログな作業だからこそ無くならない作業の一つになっているのかもしれません。

必要なサイズのハトメを、必要な場所に必要な数だけ取付します。
お蕎麦同様「手打ち」にこだわっていますので、少々お時間を頂いております。

【サイズ】
#30番 約14㎜
#28番 約12㎜
#25番 約10㎜ 



まだまだ終息のめどが立たないコロナウイルス。

今できることは何なのか。と、
原点に立ち返ることが多くなってきたような気がします。

私たち、特装車を製造する者にとっても大きな課題であり常に向き合っていかなかければ、よりよい仕事環境、よりよい生活環境が整いません。

私たちが「あったらイイ」ものを仕事に取り入れることはできないものか。という問いを、お客様と協議し、提案し、実施しました。

マイクロバス 透明シールドフィルム張

人が生活するうえで避けられないもののひとつに、「集団行動」があると思います。
学校教育が「集団」で生活することが前提となっているなか、人が集まって生活を形成することは避けられません。
様々なご意見があると思いますが、人間は一人では生きることはできません。
家族・仲間・友人、様々な力を得て生活しています。
その方が感染してしまうリスクを少しだけでも下げることができたら。

その方法をプロとして満足いただける形にして届け、有効に活用して頂く。
コロナというものは、そういう基本理念をもう一度考えさせられる機会でもあるような気がします。

私たちが作りだすもので、誰かの幸せが生まれることを目指して一つ一つ丁寧に取り組んでいきたいと思います。




2021冬
どこも大雪のようですね。
命に関わる雪の事故も多く発生しているので、気を付けて生活していきましょう。

その大雪の影響で、幌シート修理の案件が立て続けに舞い込んでおります。
トラックの荷台シート、骨付きの幌車シートなどのシートは、通常使用5~10年くらいの耐久性ですが、大雪のように特別な負荷がかかると経年劣化で弱った部分から、生地の破断が発生します。

こうなるとミシン縫製で縫合修理をしないと、亀裂や穴は修理できないことになります。
シートを広げ、完全に乾かしてからの作業になりますので、最短でも3日~7日ほどお時間を頂いております。

生地の劣化が激しい時は、新作交換をお勧めしますが修理の可否はその時の状況判断で変わってきます。
修理見積の際は、ご一報頂き拝見させて頂く方法がスムーズに修理作業に繋がります。

こんなところにも大雪の影響が出てくるものです。。。