平成以前の乗用車の天井は、合成レザーを使った吊り天井でした。
今となっては懐かしいと思うユーザー様もたくさんいると思いますが、この作業をできる職人は数が限られてきました。
ハコスカ・ハチロク・レビン・マークⅡ・クラウン・セドリック・パオ・356・ビートルなど、様々なクルマの天井張り施工をさせて頂きました。

現存する個体が減少しているので、技術者も全国的に減少しています。
私たちは、我々の技術を求めるお客様がいる限りお応えしたいと想うと同時に、常にTRYしたいと考えています。

施工依頼を頂く場合、ご注意いただきたい点がございます。
① フロント・リヤ・クォーターガラスが外れた状態でのご入庫が必須となります。
② 天井素材をお持ちいただくことは可能ですが、経験上純正品でない限りピッタリ合うことはありません。
  その場合、加工や新規製作が必要になります。(別途加工費)
③ 非常に時間のかかる作業ですので、場合によっては数か月の時間を要する場合があります。

どうぞよろしくお願いします。