仕事の流儀 プロフェッショナル ブログ

本日のトラック架装

鉄管や鉄材のパイプなど積載物が長いので、鳥居(キャブ後ろ)がたわまないようにL型アングルで補強材を製作し、専用装備品を鳥居付けします。
これが、鳥居補強という架装です。

荷台床面は、鉄管やその他部品・工具を積んでも床に穴が開かないように12~15mmの板張りを施しております。
重量物の場合、最大30mmの板を敷く場合もあります。

このような架装(カソウ・特別な装備を作り装着するという業界用語)を毎日行っております。
ですが、全く同じ内容の仕事はほとんどない。というのが現実です。
そして意外に思うかもしれませんが、クルマの個体差って実は結構あるんです。
前回のクルマの扉の隙間は5mmですが、今回のクルマの扉の隙間は9mm。
純正部品の取付高は前回と今回で差が10mm。など。

そこを実測して、調整しながら常に一定のクオリティーで製作・提供するのがプロの仕事です。
理屈や方法など「論理」は画面やリモートで理解しても、形にするのは現場での「実行力」です。
どちらかを「補う」のではなく、お互いに「高め」られる組織でありたいと思います。


夏対策


仕事日記

暑い日が多くなってきました。

今年は夏対策として全社員に空調服が支給されました。
良い仕事をするには良い環境づくりからですね。

体調万全にする対策を家庭でも会社でも行っていきたいものです。


この度のご注文内容に、「ミラー装飾」が入っております。

ミラーそのものも特注のワンオフですが、驚くような仕掛けが施されています。

完成が楽しみです。


<特殊装備品>
特殊な形状や形態をした部品のことを指します。
それがクルマに装備されると、特装車になります。
特装車として公認を取るには、陸運局の検査を合格するための計測と改造計算書が必要になります。

特殊装備品の作成
設置・取付
計算書
公認検査

一貫して作業を執り行い「完成車」をお渡しいたします。

画像は、サッシ枠やガラスを運搬するのに固定するための架台です。
車体形状に合わせて製作します。
特装品の状態が良ければ、車体のみ交換して乗せ換える「乗せ換え作業」も行います。

サッシ業界様向けの特装車となります。