仕事の流儀 プロフェッショナル ブログ

2024年2月4日

石川県珠洲市より、LCXの活動画像が送られてきました。
毎日、社協スタッフ・市職員・社協近くの被災者が水を持ち帰る様子です。

役に立っているようでうれしいです。

LCXは軽自動車トラックに
①LPGボンベ 2本
②LPG発電機 1機
③RO浄水器  1基
を搭載し、その場でコンロを使っての炊き出し、充電や電気製品仕様のための発電、飲料水のための浄水を行うことのできる「動くライフライン」です。

災害時の災害支援として、ライフラインが寸断された状態でも海水以外の水を使用し、飲料水や電気、ガスコンロを使った暖かい調理ができるように設計されています。
浄水能力は125/時(おふろ約2/3)、連続運転時間は40時間、その間ガスコンロも使用できます。
また、ガスボンベはワンタッチで交換できるつくりなので、ご家庭で使用しているプロパンガスを付け替えれば永続的にご使用いただける企画となっています。

火事の備えは消防車として全国的に備えがあるものの、災害時の備えとしての特殊車両はまだ出てきていません。
災害に強い街づくり、持続可能な地域づくりに大きな役割を果たすのがLCXです。
(特許申請中)

LCXは今後の街、地域、社会づくりに必要なツールになります。
お問い合わせお待ちしております。





自社開発車両 災害支援車

2023年3月 山形市へ導入になりました。
電気・水・ガスが1台に集約し、ライフラインを移動型で提供できるシステムの特殊車両です。
災害が起こった場合、搭載した機材でライフラインを自ら移動し提供します。
1台で、約500名の住民を2日間支援できる容量を搭載しております。
平常時はイベント・キャンプ・フェスで活躍し、そして途上国の子供たちに綺麗な水を届けるプロジェクトも進行しており、途上国・難民支援を目指して製造活動を進めて参ります。

企画・設計・製造・販売をすべて自社で行っており、車両名:LCX(商標登録)と申します。
Lifeline  Customization  Transfomation の頭文字をまとめました。
只今、特許申請中です。

私たちはモビリティ事業を通じて安心安全な暮らしを提供できる企業でありたいと思います。



2022年8月

当社製造の災害支援車
「LCX」(Lifeline Customaization Transfomation)の商標取得いたしました。
名称由来は、
ライフラインに特化しカスタマイズ(変形・変身)した特装(特殊装備の略)車という意味です。

当社の、カスタマイズした特装車シリーズ=CXシリーズの第1弾

これからも社会の課題解決のための特装車開発を進めて参ります。




2022年8月
地元中学生と「総合的な学習の時間」の授業を行いました。

地域防災という観点から、災害支援車(LCX)を開発いたしましたが、
・災害支援車をなぜ作ろうと思ったのですか?
・開発に苦労した点は?
・このクルマはどのような働きをするのか?

など、するどい質問をたくさんいただきました。
生徒さんはずっと興味津々。。。そこで、役割を分担してLCXを稼働してもらうことに。
この体験で、彼ら彼女たちの人生に少しでも良い影響を与えられたらうれしく思います。

当社で開発した災害支援車は、今年度自治体に納入になります。
安心安全なまちづくりを目指し、持続可能な企業活動をするという観点から、今後も普及活動に真剣に取り組みたいと思っております。

また、自分たちの作り出した製品が青少年教育の題材に取り上げて頂くことに素直にうれしく思います。
今後も、地域の課題解決の一端になる企業活動を続けて参ります。





8月某日
飯豊町災害ボランティアとして災害支援を行ってきました。

泥の片づけ・洗浄、がれきの運搬など力仕事がほとんどで想像以上の疲労感でした。
ですが、住民の皆さんの差し入れや感謝のお言葉をたくさん頂き、「人は人に救われる」ということを実感し、勉強になった日となりました。
また、スコップ・一輪車・長靴・ペール缶などアナログ機器とマンパワーが災害支援には大事なものだとわかりました。
災害ボランティアセンターの整然とした準備や的確なご指示、助け合う雰囲気づくりにも驚かされました。
非常に素晴らしい組織だと思います。

四の五の言う前に、現場を知れ。とはこういうことだと実感した日になりました。
地域住民の皆様においては、一日も早い日常を送ることができますよう切に願っております。
ご一緒させて頂きました皆さま、どうもありがとうございました。