仕事の流儀 プロフェッショナル ブログ

某欧州車の内装画像

この中に特装技術が盛り込んであります。
パッと見はわかりませんね。

助手席Aピラにグリップを取り付けてあります。
ご使用者様の様々な事情で、乗り降りが楽になる方法の一つが「グリップ」(つかまり・手すり)を追加するという特装です。

しかも、車両メーカー純正のグリップを取り付けてあるため言われないとわからないぐらい「普通」に付いている部品です。
この普通というのがとても大事で、無理なく・危険なく・違和感なくお使い頂く大前提が「普通」に付いていることです。

高齢者、障害者様、妊婦さん、高身長の方などご使用条件は様々ですが、大切なクルマにより便利にお乗り頂くために私どもができる最大限の努力とちょっとした心配りを施しております。



社員を守る


日常



今年の冬は例年になく寒く、雪の多い冬でした。
北陸地方では積雪で道路が寸断。
あるところでは、公共機関の計画運休など様々な出来事がありました。

それぞれご家庭で備蓄品や保存食などの備えがあると思いますが、果たして会社で働く時間に、または通退勤時にそのような場面に遭遇したら・・・
万が一を想定し、当社では今年に入り全社員に「備蓄キット」を配布しました。
山形は雪国で、冬場はクルマにスコップやシャベル常備が当たり前。
でも、車の中で一晩過ごすことになったら・・・
本当に万が一ですが、社員の命とその社員を待つ家族のことを最優先に考え備蓄キット導入に至りました。

全社員の自家用車と会社内に配置してあります。
小さなことですがこれがBCP対策にもなっていると思います。

コロナ対策でやや危機意識が薄れている災害は、自然界で生きている限り何が起こってもおかしくありません。
個人でできる準備、家庭でできる準備、会社でできる準備を見直しながら、せめて社員同士が安心して仕事ができ毎日元気に顔を会わせられる備えを心がけていく企業でありたいと思います。




当社名 「花屋さん仕様幌架装」(軽トラック)

使用目的:背の高い生花・樹を運搬するのにこの仕様が好まれます。

利点は、高さを確保できるところにあります。
上段の幌と、下段のアルミパネル部分がボルトナットの固定式になっており、構造変更が可能なつくりになっています。また、アルミパネル部分の内側にパイプを追加することにより、積み込んだ生花が倒れないように、ロープ留め・ベルト留めなどに使われ効率よく運搬できる作りになっています。

軽トラックをベースに、両サイドアオリ上に角パイプで枠を組みアルミパネルを張ります。
前方部は幌シート架装を施し、下段のアルミパネル部分が出来上がります。

上部には通常のアーチ状の骨を組み幌シートを取り付けます。

それぞれ脱着式になっており、車検対応型になっています。


早い春


仕事日記




1年に一回感動する光景を見せてくれます。
自然の摂理に驚かされますね。
人間もがんばらなくては!




はさみです。

シート特装の作業で使用します。
ご存じの通り、「切る」ための道具です。

画像の何が違うのか。。。
握り方(扱い方)が変わります。

・上段 通常の幌シート裁断時に、長いシートを裁断するときにこの     
ような握りになります。

・中段 割と厚手のシートをカットする場合

・下段 糸切りや細かい作業の時

それぞれ力の入り具合や裁断スピードが変わってきます。
プロ用のはさみを、素材の変化に応じて握り・持ち方・切り具合を変えて使用し、1枚でも10枚でも100枚でも製品の品質と納期スピードが変わらないように心がけております。

プロとして大事にしていること。
それは、いくら素晴らしい道具・工具でも使い手の工夫や扱い方が伴わなければ本当に意味でプロフェッショナルとは言えないということだと思います。

手入れ・メンテナンス・扱い方・保管方法など、全てはより良いモノづくりをするため、お客様に喜んで頂くため、私たちの手掛けた仕事が世の中の役に立つように、足元の地味な行動を毎日大切にしていきたいと思います。