仕事の流儀 プロフェッショナル ブログ

この時代でも、山には野生の犬や小動物から猛獣など様々な生き物と共生しているんですね。
ですが、人間社会では「捕獲」の対象となってしまうのも悲しく感じてしまいます。
でもそれは、よりよい住みやすい社会づくりには必要な方法なのかもしれませんね。

それを目的に製造しました「動物捕獲車」
フルステンレスでさびにくい構造、操作しやすい構造で誰でも簡単に業務を全うできるはたらくクルマです。

より住みやすい地域社会造りを、はたらくクルマを通じて行っております。




平成31年3月8日 午後から、第58期経営指針発表会を開催いたしました。
前期の結果、振り返り、今期計画、行動指針と1年分のPDCAを一同にまとめた全体会議です。

毎年のことながら中身は難しい文面が並ぶもののこの会を行うか行わないかで会社としての資質はもちろん、どの方向へ進んで行くのか明確になりません。
今年の目標が明確になり、あとは突き進むだけです。

様々なお付き合いの中、たくさんの力をお借りしながら関わる皆様にとって良い結果をお返しできるように、努力して参りたいと思います。また、今年は勤続45年の表彰も行いました。今後も永く務めて頂ける会社にして行きたいと思います。
どうぞ宜しくお願いします。



ミニバンをベース車両とした寝台霊柩車が完成しました。
全貌はまだお見せできませんが、今回新たに取り組んだものがあります。
「カーラッピング」という手法です。
これは自動車のボディーにフィルムでラッピング(貼り付け)するということです。
フィルムの種類と素材は豊富で、今回はホワイトカーボンをチョイス。
霊柩車と言うと、暗くおごそかなイメージですが今回御提案したカーラッピングが今後増えてくると感じています。
ボディーがホワイトのルーフがホワイトカーボンラッピング、ボディーサイドには特徴的なデザインマーキングが施されています。

次世代の霊柩車。という部類になるのでは。。。

このカーラッピングは、霊柩車のみならず乗用車もほとんどの車種で対応可能です。
ボディーを保護するので、キズ・日焼けを防止していつかの下取り時にはキレイに剥がすことも可能との事ですよ。

今後ますます増える作業になりそうです。
次世代の車両つくりがここで行われています。。。



「はたらくクルマ」

みなさんは何を想像しますか?
たいていの方は、工事現場やタンクローリーやキャリアカーを想い浮かべると思います。

。。。正解です!

では、なぜ「はたらく」クルマなのでしょうか?

これに答えられる方は極端に少ないかもしれないですね。
正解は、みなさん一人ひとりの生活に密着しているからです。

コンビニへ行けば様々な商品がそろっています。
ガソリンスタンドに行けば、いつでも給油できます。
気がつけば新しい高速道路が開通しています。
火事が起これば、数分で消防車が到着し消火活動を始めます。

当たり前の生活ですが、この生活を実現できるようにするためにそれぞれ専用車があるのです。
そのクルマを作ることを「架装・カソウ」と言います。
我々は、架装のプロフェッショナルです。

我々がつくるクルマがみなさんの「当たり前の生活」を作り出していると考えています。そして、そのはたらくクルマがしっかり役目を果たしているから、住みやすい地域社会が出来上がってきているのだと思います。

決して偉そうなことを言うつもりはありません。
でも、我々が存在しなければ地域社会が成り立たなくなるという危機感と使命感は持ち合わせています。
華やかな綺麗な業界ではありません。むしろ、地味なクルマ社会を下支えする立場です。

でも、「このクルマが動かないと仕事が出来ない」という救急の修理案件にもすぐ対応し、本日も着実に仕事を進めて参ります。

そんな気概の会社が、日本に1社くらいあってもいいんじゃないかと。。。
これからも応援をして頂けるよう、一生懸命頑張ります。。。



当社でよく行われている架装の一部です。

ボディーを切り取り、開閉式の扉を作ります。
開閉式ではありますが、クルマである以上雨漏れや水の侵入があってはなりません。
その課題をクリアする技術を駆使して、新しいクルマのボディーを作り上げますが、扉を開けている時の雨のしずくや水の逃げ道は?

間口上面に水が逃げるように「雨トヨ」を設けています。
これはお客様の指示にはありません。
ですが、作業持ち場で各々作業者が「お客さまにとってより便利なもの」「より使い勝手が良いもの」を求めてプラスαの仕事をしています。

私どもがお客様から選ばれる理由が、ここにあるのかもしれません。

技術だけでも安さだけでも選ばれません。使い手のお客様が最大限イイ仕事ができるクルマを提供できるように、心をこめて作らせて頂いています。
人がつくりだしたものを人が使う。
その先の人が、更に幸せを生んでいく。

そうした心ある仕事を続けて参ります。