


各地で紅葉が綺麗な時期ですね。
平等に与えてくれる自然の偉大さに感謝したいものです。
各地で紅葉が綺麗な時期ですね。
平等に与えてくれる自然の偉大さに感謝したいものです。
モノづくりは数字との共存にあると思います。
材料でいえば、長さ・幅・角度・密度・重量など
運営上でいえば、売上高・原材料費・消耗品費・・・・などなど
モノを上手に作れるということは、数字とも上手に付き合っていることになると思います。
別の見方をすると、数字から逃げたら良いモノは作れないということになるでしょう。
現場でも事務所でも、喜んで頂くことを願って今日も数字と戦っています。
シート特装部門では、幌車に使用する幌生地「帆布・ハンプ」を適正在庫しています。
カラーは豊富ですが、使用される色のトップ3は、
1,ライトグリーン
2,シルバー
3,レッド
特にライトグリーンは「定番」化し、月に数台の幌架装を行っていますので年間にすると数千Mの帆布を使用していることになります。
反して、黄色や白などたまにしか出ない色は残反が数年残ってそのままになってしまうことがほとんど。
たまに整理して、使わない帆布はボディー特装部門のカバーや養生に使用されます。
ボディー架装するうえでボディーのカバー生地としては、火と水に強く・厚い(0.6㎜くらい)ので傷がつかず、なんといっても丈夫なので天才的に能力を発揮してくれます。
最後まで無駄が無いように使わせて頂いています。
内装材に使用する合成レザーも似たような傾向があり、定番色は
1,グレー
2,ブラック
3,ベージュ
色物は幼稚園バスのシートカバーなどに使用しています。
こちらも、残反は新車回送時の運転席カバーや工場内の機械カバーに使用され、最後まで使い切ります。
10年前と比較すると使用量は減少傾向にありますが、年間を通してミシンの動かない日はありません。
仕事をさせて頂けることに大変ありがたく感謝しています。
どの部門でも材料を大事にして、端材まで使い切ることを忘れずにしたいものですね。
寒さも本格的になる11月に入りました。
この時期になると、なぜだかおいしいコーヒーが飲みたくなります。
コンビニやチェーン店のコーヒーもお手軽でいいですが、マスターが手作業で淹れてくれる専門店のコーヒーは、特別美味しいものに感じます。
たまにしかない暖かい日差しと、おいしいものがたくさんある地元に感謝しながら残り少ない「今年」を駆け抜けようと思います。
はたらくクルマは、作ればどんな種類・形のクルマでも道路を走っていいものではありません。
道路を走ることができるのは、道路交通法や車両運送法など法規に則ったクルマでなければいけないことと、それを証明する強度計算書や改造申請書で使用が認可されたクルマのみです。
画像は計測の一コマです。
車体を作る技術と公文書類を作る技術の両方がないと「特殊車両」ができることはありません。
どんなものでも作り出せる腕があっても、その強度や作りを証明できる頭脳がなければ「特装車」づくりはできないということになります。
しかも、その法改正が速いと半年に1回。
10年前の「常識」が通用しなくなるのも当然です。そして、クルマの形も変わっていきます。
皆さんの町で走っている特殊車両は、決して目立つものではありません。
ですが、朝早くから夜おそくまで、または24時間クルマの機能をフルに発揮して町を安全に円滑に動かしています。
私たちはそういう安心して過ごせるまちづくりを目指して、技術と想いをクルマづくりに反映したいと思います。