仕事の流儀 プロフェッショナル ブログ

この時期になると、工場が満員御礼になる作業「タンクローリー」があります。

主に住宅用の暖房・ボイラーのための「灯油」積載が多いのですが、「軽油」や「重油」を運ぶためのローリーも製造しています。
軽油は、建設現場の重機や非常用発電機などのディーゼルエンジン向けに、重油は主に暖房用(農業・大型施設ボイラー・船舶)に、それぞれ配送されます。

都市再開発のための重機や、暖かく過ごすためのスキーハウス・ホテル、冬でも食べられるハウス野菜など、皆さんの生活やレジャーに役立っているのです。

私たちの作るクルマで、皆様の生活がより豊かになりますように。。。


樹氷(じゅひょう)
冬の山形、蔵王でできる雪の芸術品

地元民からすると見慣れたもので、気にも留めないですが全国的には結構有名。
その映像を撮っているのがこのカメラ。
冬山に放置状態にされるため、丈夫で風雨に強いトラックシートで製造する特注カメラカバーを装着します。

今年も絶景の樹氷映像を願っています。。。




回送中


仕事日記

10月。
気持ちのいい気候ですね。
たまにはリラックスして。。。季節の変化を楽しみたいものです。


㈱カーサービス山形様とコラボして製造しました。
BCPが説かれる中、災害時の電源車として開発しました。
有事以外の時は、タイヤ交換用の移動工作車として活用しています。

山形新聞 令和2年9月27日 掲載



トラック幌車

デジタル主流の昨今、ご注文が途切れることのない仕事の一つがものすごい原始的な作りの「幌車」です。
大変ありがたいことです。

1度作ると、7~10年は持つ。と言われます。
作りがシンプルだからでしょうか。
部品は全て手作業で製作します。
そのためお客さまのご要望に沿ったクルマが出来上がります。
そして、ありがたいことに皆さまに大事にお使い頂いております。
それは、経年劣化等で補修するときにわかります。
その場合は、補修は最低限の手間で終わるので価格は抑えられ、さらに長くお使いいただけます。

はたらくクルマは、脚光を浴びることがないクルマでもありますが毎日その機能を発揮し、社会のために動き続けることができる車両づくりが私たちに課せられた使命だと考えます。

これからも、地味な努力を続け立派に働き続けるクルマづくりを続けて参ります。