仕事の流儀 プロフェッショナル ブログ

年度末


仕事日記


2020年3月
年度末が迫ってきました。

世の中はコロナウイルスで暗い話ばかり・・・
でも、間違いなく春は近づいてきています。
生花のように、ぬくもりや生きる力を感じる組織を目指して。。。




今年の冬はいつになく暖かく仕事がしやすい年ですね。
その反面、「いつもとは違う」影響が出てきているようです。
何事も「いつも通り」がいいのかも。。。

さて、私たちは特殊車両を作らせて頂いておりますがこれはお客様のご要望あってのことです。
その要望の中にも、車両運送法や様々な規制があり物理的には可能でも、現実に公道を走れない(ナンバー取得できない)ものもあります。
では、どうするか?

できる限りの知恵を尽くして、規制範囲の中でお客様のご要望を最大限に生かせる方法を考えます。
そこにはお客様と私達とのディスカッションの中で生まれた完成車が頭の中に描かれます。
それを様々な技術を使って形にしていきます。
時には、世の中に存在しない部品をも作り出します。
もちろん未知の領域や失敗が立ちはだかりますが、それを乗り越えたとき「職人」としての喜びを得ることができます。
お客様からご用命頂く仕事で喜びを得ることができる仕事をさせて頂くことは、本当にありがたく感謝しております。

大手メーカーからみれば、非効率な作業かもしれません。
日本国中、世界中の人々にご使用頂くことはできないかもしれません。
ですが、目の前の要望を満たして快適な、安心な、安全な地域社会が少しづつ少しづつ広がることだけは間違いありません。

私たちだからできること目指すものは、はたらくクルマ作りを通じて地域社会に貢献することです。
それを可能にする優秀な技術スタッフが揃っています。
これからもコツコツと皆様に喜ばれるクルマを作り続けて参ります。




2020年早くも一か月が過ぎました。
新春行事が終わり、通常のモードになりましたがご存じの通り日本全国暖冬で、少しずつ経済にも影響が出ていますね。
やはり「いつも通り」ということが世の中には大事なのかなと思う今日この頃です。

さて、表題にも上げました「時間をかけて」ですが、新春行事にやまがた舞子さんを鑑賞する機会がありました。歴史が古く永く続いているがこちらも人材不足とのこと。でも、そこに情熱をもって取り組まれている方もしっかりといる訳です。美しい舞に見入ってしまいました。。。
私たちも手探りで始めた事業が今年で10年を迎え、ようやく夢に描いていた光景が現実となってきました。
そこには多大なるお力添えをして頂いた方々と全社員の力があってこそだと本当に感謝しています。
そして、「続ける」大切さを日を追うごとに感じています。

決して日の当たることのない業界でありますが、そこに情熱を注いで頑張ります。
やまがた舞子さんのように質の高い、人々を魅了する仕事をこれからも続けていきたいと新春に改めて思いました。

何事も姿かたちが表れるまでには時間がかかります。
時間がかかって初めて物事の良し悪しが見えてくるものだと思います。
慎重に確実に歩を進め時間をかけてより良い仕事を続けていきたいと思います。



こんにちは

今日はステンレス部品のお話です。
当社では見慣れた製品で、このようなものが常に工場にあります。
それだけ作業回転数の良い製品・仕事の表れなのかもしれません。

当社の製品は、苦労と経験を重ねた熟練スタッフが丁寧に慎重に作業を行います。
一つの取っ手やフックなど、付いていて当たり前のものでも「どこにあったら使いやすいか」「ここで危険性はないのか」「壊れないか」「純正品のようか」などを考え検証しながら加工設置していきます。
溶接一つにしても技術的課題をすべてクリアし「美しさ」を兼ね備えています。

要望通りの形になるのは当然としてもっと使いやすく、もっと便利に、もっと美しく、もっと機能的に。。。
毎日生まれだす製品は日を追うごとに洗練されていきます。

それが、Japan Qualityなのではないでしょうか。

本日も自信をもってお渡しできる車両作りを進めて参ります。




2020年の仕事も本格化してきました。

初規格や初企画でお見せできない車両もたくさんあるので画像は一部のみですが、今年も緻密な作業の連続になりそうです。

ひと昔前の架装屋とは、2~3日トラックを入れると完成するという作業がほとんどという時代があったようですが、当社の平均工程日数は10~20日/台 がほとんどです。長いもので4か月になります。
そういう作業が一日平均6~7台同時進行しています。

最近ではトラック架装そのものが減り、トラック入庫がなくなりつつあります。需要の変化=「時代」なのでしょうか。

そんな中、年度末完成に向けて車両が動き出しています。
私たちの努力が世の中の役に立つように。
願いながら地道に作業を続けていきます。