仕事の流儀 プロフェッショナル ブログ


当社名 「花屋さん仕様幌架装」(軽トラック)

使用目的:背の高い生花・樹を運搬するのにこの仕様が好まれます。

利点は、高さを確保できるところにあります。
上段の幌と、下段のアルミパネル部分がボルトナットの固定式になっており、構造変更が可能なつくりになっています。また、アルミパネル部分の内側にパイプを追加することにより、積み込んだ生花が倒れないように、ロープ留め・ベルト留めなどに使われ効率よく運搬できる作りになっています。

軽トラックをベースに、両サイドアオリ上に角パイプで枠を組みアルミパネルを張ります。
前方部は幌シート架装を施し、下段のアルミパネル部分が出来上がります。

上部には通常のアーチ状の骨を組み幌シートを取り付けます。

それぞれ脱着式になっており、車検対応型になっています。



まだまだ終息のめどが立たないコロナウイルス。

今できることは何なのか。と、
原点に立ち返ることが多くなってきたような気がします。

私たち、特装車を製造する者にとっても大きな課題であり常に向き合っていかなかければ、よりよい仕事環境、よりよい生活環境が整いません。

私たちが「あったらイイ」ものを仕事に取り入れることはできないものか。という問いを、お客様と協議し、提案し、実施しました。

マイクロバス 透明シールドフィルム張

人が生活するうえで避けられないもののひとつに、「集団行動」があると思います。
学校教育が「集団」で生活することが前提となっているなか、人が集まって生活を形成することは避けられません。
様々なご意見があると思いますが、人間は一人では生きることはできません。
家族・仲間・友人、様々な力を得て生活しています。
その方が感染してしまうリスクを少しだけでも下げることができたら。

その方法をプロとして満足いただける形にして届け、有効に活用して頂く。
コロナというものは、そういう基本理念をもう一度考えさせられる機会でもあるような気がします。

私たちが作りだすもので、誰かの幸せが生まれることを目指して一つ一つ丁寧に取り組んでいきたいと思います。




2021冬
どこも大雪のようですね。
命に関わる雪の事故も多く発生しているので、気を付けて生活していきましょう。

その大雪の影響で、幌シート修理の案件が立て続けに舞い込んでおります。
トラックの荷台シート、骨付きの幌車シートなどのシートは、通常使用5~10年くらいの耐久性ですが、大雪のように特別な負荷がかかると経年劣化で弱った部分から、生地の破断が発生します。

こうなるとミシン縫製で縫合修理をしないと、亀裂や穴は修理できないことになります。
シートを広げ、完全に乾かしてからの作業になりますので、最短でも3日~7日ほどお時間を頂いております。

生地の劣化が激しい時は、新作交換をお勧めしますが修理の可否はその時の状況判断で変わってきます。
修理見積の際は、ご一報頂き拝見させて頂く方法がスムーズに修理作業に繋がります。

こんなところにも大雪の影響が出てくるものです。。。


樹氷(じゅひょう)
冬の山形、蔵王でできる雪の芸術品

地元民からすると見慣れたもので、気にも留めないですが全国的には結構有名。
その映像を撮っているのがこのカメラ。
冬山に放置状態にされるため、丈夫で風雨に強いトラックシートで製造する特注カメラカバーを装着します。

今年も絶景の樹氷映像を願っています。。。




1台の特装車を完成させるために欠かせない作業の一つが、「縫製」です。

わかる人にはわかる、重要なパーツ↑
しかし、加工が繊細のため全国でも数社しか行えない加工でもあります。
果たしてどんなクルマができあがるのか。。。